韓国のホテル大浴場、宿泊者は無料?有料?— ソウル主要ホテルの実額、「客室に含まれない」3パターン、ホテルの外で入る代替案(2026年秋)
Seoul Hotel Public Baths: Free for Guests or Extra? — Actual Fees by Hotel, the Three Ways a Bath Is Not Included, and Where to Soak Instead (Fall 2026)
「大浴場付き」で予約したのに、チェックインでサウナ利用料を別に払うことがあります。ソウルのホテルの大浴場・サウナを、宿泊者無料/有料/クラブフロアだけ無料の3パターンに分け、22時に閉まる問題、バスタブなしの客室問題まで、店舗掲載情報と訪問確認をもとに整理。料金が惜しいときにホテルの外で入れる場所も載せました。
結論 — 「大浴場あり」と「無料」は別の話。ソウルのホテルは3パターンに分かれる
日本のビジネスホテルの大浴場は、ほぼ例外なく宿泊者無料です。ソウルは違います。予約サイトに「サウナ」と書いてあっても、そのサウナが①宿泊者全員無料なのか、②宿泊者でも1日料金を払うのか、③特定の客室(クラブ・エグゼクティブフロア)だけ無料なのかはホテルごとに違い、予約画面ではほとんど分かりません。
理由は単純です。韓国のホテルのサウナの多くは「フィットネスクラブ」の付帯施設で、もともと月会員向けに運営されている空間です。宿泊者はそのクラブに1日客として入る形なので、ホテルによって無料開放していたり、1日利用料を取っていたりします。「宿泊に大浴場が含まれる旅館」とは出発点が違うのです。
以下はソウル市内のホテルのうち、LUWEIが直接訪問したか、店舗掲載情報で料金を確認できた所だけをまとめました。料金は変わるので、予約確定メールに「サウナ利用込み」の一文があるかを見るのがいちばん確実です。
パターン① 宿泊者無料 — ドーミーイン江南・フォーシーズンズ・ACホテル江南・イビススタイルズ明洞・アントリゾート
ドーミーイン江南 — 日本のドーミーインそのまま。地下2階の大浴場(人工温泉の温浴39℃・水風呂20℃・シルキー風呂・高温サウナ)が宿泊者無料で、15:00から翌10:00まで開いています。ソウルのホテル大浴場で唯一「深夜に着いても入れる」時間割です。乾式サウナだけ01:00〜05:00停止。21時から無料の夜鳴きそばもあり、日本からの旅行者はまずここから検討すれば間違いありません。彦州駅・新論峴駅から徒歩5分、客室は1泊10万ウォン台から。
フォーシーズンズホテルソウル — 光化門。宿泊者はプールとサウナ(温浴・水風呂・熱湯、乾式・湿式・韓国式)を無料で使えます。サウナは平日12:30〜21:30、週末・祝日10:00〜21:30、毎月第4火曜休館。トリートメントは30万ウォン台からで別料金です。
ACホテル・バイ・マリオット・ソウル江南 — 2026年8月にLUWEIが直接訪問。フロントで客室キーをサウナキーに交換して入ります(料金なし)。温浴40.5℃・水風呂21℃、乾式サウナ80.7℃。洗い場に日本式の座り洗い場と立ちシャワーブースが並び、タオルは脱衣所に備え付け。熱湯はなく規模も小さいですが、リブランド前の大浴場構造をそのまま使っていて、「ホテルの銭湯」の空気がいちばん残っている所です。
イビススタイルズ・アンバサダー・ソウル明洞 — Nソウルタワーが見える露天風呂が宿泊者専用・無料と案内されています。明洞に泊まりつつ大浴場がほしいときの候補。時間割は予約前にホテルの案内で確認を。
アントリゾート(江北・三陽路) — 宿泊者無料、非宿泊者120,000ウォン。ぬる湯37℃・温浴41℃・熱湯42℃・水風呂18℃にヒノキ風呂とルーフトップのジャグジーまであり、ソウルのホテルサウナでは浴槽の種類がいちばん豊富です。07:00〜21:00。ただし入場は中学生以上、アカスリ・マッサージはありません。
パターン② 宿泊者でも有料 — 朝鮮パレス44,000ウォン・シグニエル44,000ウォン・プルマン33,000ウォン
朝鮮パレス・ソウル江南 — ラグジュアリーラインなのに、宿泊者にスパ利用料44,000ウォンが別に付きます。非宿泊者はそもそも利用不可。温浴41℃・水風呂19℃、湿式52℃・乾式86℃、アメニティはペンハリガン。06:00〜22:00。タトゥーは入場制限あり。「払ってでも静かな5つ星の大浴場」がほしいときの選択で、空いているのは平日午前です。
シグニエル・ソウル(ロッテワールドタワー) — サウナ1日44,000ウォン。インフィニティプール34℃・ジャグジー38℃・フィンランド式乾式サウナ85℃が一つで、浴槽を回る構成ではなくプールとトリートメントが中心です。プールは06:00〜22:00。漢江を見下ろす代金だと思えば納得できます。
アンバサダー・ソウル・プルマン(奨忠洞) — 宿泊者・会員同伴33,000ウォン、非宿泊者33,000ウォン、エグゼクティブルーム宿泊者は無料。つまり同じホテルの中で客室グレードによって無料・有料が分かれる代表例です。熱湯42.7℃・温浴41℃・水風呂21℃に4階の露天風呂、地下1階に17mプール。06:00〜22:00、毎月第1水曜休館、16歳以上。アカスリ35,000〜40,000ウォンをここで受けられるのも利点です。
有料のホテルでの判断基準は一つです。「1日44,000ウォンは町の銭湯4回分、ホテルの外のプレミアムサウナ1.5回分」ということ。そのお金でホテル内で入る便利さを買うか、外へ出るかは、下のセクションを見て決めてください。
パターン③ クラブフロアだけ無料 — ロッテホテルソウルのように「予約確定メールを見ないと分からない」所
日本の検索で「ロッテホテル ソウル 大浴場 有料」が関連ワードに出るのは、このパターンのせいです。ロッテホテルソウル(明洞・メインタワー4階)のサウナはフィットネスクラブの所属で、宿泊レビューには「クラブフロアに泊まったら使えた」という報告と「無料だった」という報告が混在しています。客室タイプ・予約経路・時期で条件が変わる構造なので、この記事では料金を断定しません。確認方法は二つだけです。予約確定メールに「サウナ/フィットネス利用込み」の記載があるか、なければチェックイン前にホテルへメールで「宿泊者のサウナ利用料はいくらですか」と聞くこと。
同じ見方が必要なのが大型5つ星ホテル全般です。新羅・グランドハイアット・JWマリオットのように「スパ」がトリートメント中心(20万ウォン台〜)のホテルは、サウナだけ使う条件が客室グレードに紐づいていることが多い。予約サイトの「サウナあり」アイコンだけで取ると、料金表を初めて見るのがチェックインのカウンターになります。
逆に安心していい合図もあります。ホテル名にドーミーイン・イビススタイルズが付く所や、ホテル紹介に「大浴場」と日本語で書いている所は、日本人客を狙って無料開放しているのがほとんどです。
22時に閉まる・バスタブがない — 料金より先に引っかかる二つのこと
ソウルのホテルサウナの営業時間は、ほぼ06:00〜22:00です。夕食のあと明洞を歩いて戻ると21時半、入ろうとしたら最終入場が終わっていた、ということが実際によく起きます。上に挙げたホテルで22時以降に入れるのはドーミーイン江南(翌10時まで)だけ。飛行機が夜に着く日、遅くまで遊ぶ日は、この時間割のほうが料金より重要です。
もう一つはバスタブです。韓国の都心ホテルは4つ星でもシャワーブースだけの客室が珍しくありません。日本の検索で「韓国ホテル バスタブ ない」が一緒に出るのはそのためです。部屋で湯船に浸かる前提で旅程を組むと外れます。バスタブが必須なら、予約画面の客室写真で浴槽を直接確認するか、いっそ大浴場無料のホテル(パターン①)にするほうが確実です。
休館日も押さえてください。フォーシーズンズは第4火曜、プルマンは第1水曜のように、月に1日サウナを閉めるホテルが多く、2泊3日ならその1日に当たることがあります。
ホテルの外で入る — 44,000ウォンの代わりに、プリマスパ28,000・オラカイ24,000・町の銭湯10,000ウォン
ホテルのサウナが有料だったり閉まっていたりしても、ソウルには歩いて行ける代替があります。
プリマスパ清潭 — ホテルプリマが運営する大型サウナで、非宿泊者もそのまま入れます。昼間28,000ウォン・夜間35,000ウォン、男湯は24時間。ヨモギ湯43℃・温浴41℃・水風呂17〜19℃に露天風呂とサンベッド。江南・清潭に泊まるなら、ホテルサウナ44,000ウォンよりこちらのほうが安くて広い。女湯は営業時間が別なので確認を。
オラカイ清渓山ホテル — 大人24,000ウォン、非宿泊者可、07:00〜21:00。熱湯44℃・温浴40℃・水風呂20℃に、韓方の香りの乾式サウナ90℃。週末は混むので平日向き。
アンバサダー・プルマン — 上に書いたとおり非宿泊者33,000ウォンで入れてアカスリも受けられるので、東大門・奨忠洞あたりに泊まっていて自分のホテルのサウナが有料なら「いっそここ」になります。
町の銭湯・チムジルバン — 入浴10,000ウォン前後、チムジルバンなら15,000〜20,000ウォンで一晩いられます。ホテルサウナと違って24時間の所が多く、22時以降の問題を解決します。アカスリもここで受けるほうが30,000ウォン台でホテルより安い。
女性一人で大浴場が気が重いなら、個室のアカスリ・ヘッドスパ(弘大のスリョン、ダノプンジョンなど)へ行く選択もあります。ほとんどが電話予約のみで韓国語が必要ですが、このページのお店を選んでもらえればLUWEIが代わりに電話します。
当日メモ — タトゥー・タオル・化粧・現金、そして予約前に送る一文
タトゥー — ホテルのサウナは町の銭湯より厳しめです。朝鮮パレスは入場制限、グランド朝鮮釜山は15cm以上ならパッチで隠す決まり。小さいタトゥーなら防水パッチを持参、大きいなら最初から個室の店に行くほうが楽です。
タオル・アメニティ — 上に挙げたホテルはすべて脱衣所にタオル・シャンプー・ボディソープ・ドライヤーがあります。持っていくのは髪ゴムくらい。化粧は落として入るのがマナーで、浴槽で水着は着られません(プールは逆に必須)。
支払い — 宿泊者有料のサウナは客室付けが多く現金は不要ですが、ホテルの外の銭湯とアカスリは現金が確実です。5万ウォン札は先に崩しておく。
予約前に送る一文 — ホテル予約ページの問い合わせ欄かメールに、この一文で足ります。日本語で送っても大型ホテルはたいてい返してくれます。
「宿泊者のサウナ(大浴場)利用は無料ですか。有料の場合、1日いくらですか。営業時間と休館日も教えてください。」
返事に料金・時間・休館日が揃っていれば、そのままこのページの表と見比べて選べばいいだけです。
オラカイ清渓山ホテル
清渓山麓のホテルスパ。非宿泊者も利用可。
プリマスパ 清潭
江南最大規模900坪、ホテルサウナの代名詞。
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